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講座・イベント等 CSV経営 ,社会課題

【満員御礼】考える!「社会課題をビジネスで解決する」~CSV経営に挑戦する経営者との対話から~第6回ゲスト:株式会社宇佐ランタン・谷川忠洋さん

開催終了

2017.11.6 (月) 19:00-21:00
 
TIP*S 東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル6F 611区

イベント説明

社会課題解決テーマ:障がい者雇用と障がい者の自立化

 社会が成熟するに伴い、社会課題はますます多様化し、求める解決策も多様化しています。
過去のように自治体だけで対応することが難しくなった現在、多様な形で社会課題を解決する動きが加速化しています。
今回、TIP*Sでは、その中でも社会課題に対しビジネスで解決することに取り組んでいる中小企業に注目していきます。 
具体的には、さまざまな分野で社会課題をビジネスで解決することに取り組んでいる中小企業の経営者をお招きし、社会課題をビジネスで解決するには何が必要なのか・・そのヒントを参加者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 第6回となる今回のゲストは、株式会社宇佐ランタン代表取締役の谷川忠洋さん。

 株式会社宇佐ランタンは、大分県宇佐市にある社員14名のちょうちん製造会社。小規模ですが、年間25万個を生産する国内トップメーカーです。会社を訪問すると居酒屋などで見慣れた大手メーカーのちょうちんが並んでいます。

 ちょうちん製造の中核を担うのは社員の約6割を占める知的障がい者。
伝統工芸品で家内工業の要素の強いちょうちん製造は、職人の経験や勘に頼る要素が強いのですが、これでは品質を保ち量産するのは難しいため、作業の標準化や産学連携を通じて自動化を進めてきました。知的障がい者は、繰り返し作業において強みがあります。健常者では飽きてしまい精度が落ちやすい作業も、正確に繰り返し行うことができるため、作業の標準化、自動化を進めたことで、知的障がい者の強みを最大限生かすことができるようになったのです。

また、障がい者の自立化にも取り組んでいます。最低賃金除外申請は行わず、障がい者が自立して生活できる収入を確保できるようにしているのです。障がい者は自ら運転して通勤することはできないため、会社が自宅に送迎するなどの取組みも行っています。

2018年4月から障がい者の法定雇用率が2.0%から2.2%になり、2020年度末までに2.3%になります。中小企業は、社会貢献として義務的に障がい者を雇用するのではなく、自社の貴重な戦力とすることができないかを考え工夫することが求められています。
数々の苦労を積み重ねながらも障がい者雇用と障がい者の自立化を進めてきた宇佐ランタンの谷川会長の思いと挑戦を感じながら、参加者同士も対話して、考えてみませんか。

 社会課題をビジネスの視点で解決したい、あるいはビジネスをしながら社会課題も解決していきたい中小企業、小規模事業者、創業希望者のみなさま、ぜひご参加ください。

開催日時 2017.11.6(月) 19:00-21:00
 
対象

社会課題をビジネスの視点で解決したい/ビジネスをしながら社会課題を解決していきたい中小企業、小規模事業者、創業希望者等

定員 50名
参加費 無料
持ち物  
ゲスト(宇佐ランタン株式会社 代表取締役会長)
谷川 忠洋 さん

1938年大分県宇佐市生まれ。1961年長崎大学を卒業し、水産加工会社に就職するが病気で約1年で退職。1963年、養子に出た実兄が経営する名古屋市の提灯製造会社に就職。1973年、父の看病のため宇佐市に戻り、夫人と2人で宇佐ランタンを創業。1984年、同市内に新工場『ランタニクス’90』を完成。80年代の平松守彦氏が大分県知事の時代には「豊の国づくり塾」の運営委員など地域活性化に携わる。
1981年より知的障がい者5名を雇用。現在は9名の知的障がい者が提灯作りの中心的役割を果たしている。
【主な受賞】
・平成21年4月 経済産業省「元気なモノ作り中小企業300社」受賞
・平成25年4月 経済産業省「ダイバーシティ経営100選」受賞
・平成26年3月 経済産業省・日刊工業新聞社・法政大学
「日本でいちばん大切にしたい会社」審査員特別賞受賞