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「地域の社会課題解決と起業を考える」 シリーズ ①~地域でやりたい仕事がないなら自分で創ろう~

募集中

2024.11.26(火)

19:00 -20:30

「地方での起業」の実例をご紹介することで、様々なアプローチや思考を学び、地域での新たなアクションを考えていきます。
地方での起業をお考えの方や起業アイデアを検討中の方に向けたイベントです。

TIP*S

オンライン

イベント説明

TIP*Sでは3回シリーズで「地域の社会課題解決と起業」のセミナーを開催します。

その第1弾は「地域でやりたい仕事がないなら自分で創ろう」。

地域での起業の実例をご紹介し、様々な考え方や地域へのアプローチを学び、地域での新たなアクションを考えていきます。

 

地方に住む10代20代は、「やりたい仕事がない」、「進学のため」、「古い慣習に縛られたくない」など、
様々な理由でまちから離れていきます。多くの地域では高齢化が加速し、まちの担い手不足が深刻化しています。

今回のゲストは、栃木県鹿沼市で人が消えた地域の景色を変えようと起業した福田大樹さん。

 

お祖母ちゃんっ子だった福田さんがUターンし、農業を始めたのは26歳の時。
そこから、歩いていける距離に、パン屋、カフェ、おでん屋、古本カフェといったお店をオープン。
その後農業がきっかけで中学生との学校給食プロジェクトを始動。来年にはまた新たに事業を始める予定です。

 

 

パン屋さんは、週3日の営業ですが、地元の小麦、野菜のみを使用するこだわりで、SNSを通じて人気を集め遠方からも沢山の方がやってきます。
おでん屋さんや古本カフェには地元の人が集まって、新しい交流の場として進化を続けています。
現在35歳。地元に戻ってくるために始めた事業が、今では多くの若者の雇用を生み出し、地域の交流の場所として賑わいを見せています。

 

起業したい!という気持ちよりも「地元で生きていく」からスタートした福田さんの事業は、
それぞれに成長を遂げ、まちを活性化させる場所として存在しています。
終身雇用という概念が減りつつある今、地方だからこそ複業や副業をしながら新しいチャレンジを始める人も増えています。

 

福田さんがパン屋さんを開業するきっかけとなった
「まちを歩く動機がなくなった住民が家を出て人と交流するには?」
「景色の中に人が戻るには?」

 

は、まちづくり、起業の原点として誰もが共有できるものではないでしょうか?
このイベントでは、福田さんの事業やアントレプレナーシップについて伺い、地方での起業と共に
地方ならではの働き方について考えていきます。

 

<参考>
シリーズ第2弾は、福島で農産物等の商品プロデュース、地域おこしに取り組む「陽と人」の小林味愛さん、
シリーズ第3弾は、静岡でお茶の文化を未来につなげる活動をする「TeaRoom」の岩本涼さん、の予定です。

 

 

【オンライン接続についての留意事項】
※安心安全な場づくりのため、Zoomの画面オフでの参加はご遠慮ください。
※パソコン推奨です。タブレット等からも参加は可能ですがお勧めしません。
※アクセスする際は通信の安定しているところから接続ください。
※アクセスURLは開催前日までに(info-tips@smrj.go.jp)からメールにてお送りいたします。

プログラム

・チェックイン
・ゲストトーク
・トークセッション
・振返り~チェックアウト

イベント概要

開催日時 2024.11.26 (火) 19:00 -20:30
対象

・地域での起業(ローカル・ゼブラ等)を目指している人
・持続可能な街づくりに関心がある人
・地域の仲間づくりや居場所づくりに関心がある人
・二拠点生活などに関心がある人
・地域活性化に関わりたい・関わっている人
・地域の魅力を発信するイベント運営などに興味がある人

定員 100名
参加費 無料
持ち物 なし

一本杉農園 代表

福田大樹 氏

栃木県鹿沼市の農村エリアで農業を軸にパン屋、カフェ、おでん屋、古本喫茶を営む。
最近は山と山小屋を手に入れ、既存事業と絡めながら地域の自然を守り活かすための使い道を模索中。三児の父。

一般社団法人カゼトツチ 代表理事/NPO法人とちぎユースサポートネットワーク理事

古河大輔 氏

栃木県小山市出身。様々な地域を転々とした後、地元へUターン。
若者と地域をつなぐNPOで地域の課題解決と挑戦する若者たちの生態系づくりに取り組む。
地域のソーシャルアクションをみんなで面白がる「おやま妄想会議」や、商店街の空き店舗を改修したコワーキングスペース「SEKEN」を運営するなど、
仲間たちと地域に必要なことや地域を楽しむことをあれこれと企てている。

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