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「地域の社会課題解決と起業を考える」 シリーズ ②~ローカル・ゼブラ企業と地方創生~

2025.01.29(水)

19:30-20:30

レポート詳細

シリーズでお届けしている「地域の社会課題解決と起業」のセミナー。 第2弾のゲストは、福島で農産物等の商品プロデュース、地域おこしに取り組む「陽と人(ひとびと)」の小林味愛さん。 東京で生まれ育った小林さんは、東日本大震災後に福島での復興に携わったことで、自分でできることをやっていきたいと起業を決意。 2017年、福島の課題を新たな視点で価値に変えるための地域商社を立ち上げました。 基幹産業である農業を持続可能にするために、また、日本の女性を取り巻く様々な課題にアプローチするために、地域資源と様々なリソースを掛け合わせて、 自社製品やサービスを展開しています。例えば、規格外となる農産物の全量買取を行い新たな価値で流通させていく事業や、 未利用資源を活用して女性の健康課題に寄り添うフェムケアブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」の展開、 そしてアンコンシャスバイアスに気付き意識変革を行うオリジナルの研修サービスなどを行なっています。 最終的に目指す社会は、「しあわせ・笑顔・豊かさの循環」。 ビジネスの世界であっても競争ではなく地域の優しさや温かさを失わずに、誰しもが共存共栄できる社会をつくる、 という軸をブラさずに、その思想を製品やサービスに落とし込んで成長しているゼブラ企業です。 今回のイベントでは小林さんの事業を詳しく知ると共に、ローカル・ゼブラについての知識の共有 それを踏まえてそれぞれの地域で何から始めるべきか?何ができるか?を思考する時間となりました。 ゲスト:株式会社陽と人 代表取締役 小林味愛 氏 ファシリテーター:Zebras and Company 共同創業者、Tokyo Zebras Unite共同創設者 陶山裕司 氏 <参加者の声・アンケートより抜粋> ・小林さんの信念を貫き通した先に応援者が現れるというコメントです。  非常に苦労されたかと思いますので、大変共感できるコトバでした。 ・農業、農産物について供給サイドが不足するということが、理屈ではわかっていても実感がないので重みを感じました。  共感を得るためのプロセスについても参考になりました。ありがとうございました。 ・小林さんの事業は、地域の魅力を地域の力で地域のために発信していることが素晴らしいと感じました。  日本のどの地域にも必ず魅力があるため、誰かが触媒となることで、どんな地域も元気になるポテンシャルがあるのだと  勇気づけられました。