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レポート SDGs,ワイガヤサロン

【レポート】第120回 ワイガヤサロン@TIP*S「コロナ時代のSDGs〜今こそ語る『持続可能』の本当の意味〜」

開催レポート

2020.8.21 (金) 19:00-21:00
 

第120回のワイガヤサロンはオンライン開催で「コロナ時代のSDGs〜今こそ語る『持続可能』の本当の意味〜」をテーマにざっくばらんに話しました。

レポート詳細

今回は、「コロナ時代のSDGs〜今こそ語る『持続可能』の本当の意味〜」というテーマでサロンを開催しました。

今回のコロナが私たちに投げかけた最大の問いかけは、「一部の人だけが幸せになる…という幻想が木っ端微塵に砕け散った」ということではないかと思います。
自分が感染していなくても、隣人が感染していれば安心できない…
自社がコロナを防いでいても、顧客や社会が感染していればビジネスはできない…
自国が感染を封じ込めても、隣国にコロナが残っていれば元の世界には戻らない…
コロナ以前とコロナ以後では、「持続可能」の意味合いが大きく異なってきたように感じます。もはや、社会における「部分最適」は通用せず、「全体最適」を本気で考えなければならない時代が到来したのではないでしょうか。

集まったメンバーの自己紹介が終わったところで、まず最初に確認したのは、SDGsの範囲の確認です。画面共有しながら、国連が定めた17の分野を確認、特に、エシカル消費や応援消費もSDGsの一部であることを意外に感じた方もいらっしゃいました。CSVとSDGsの比較も話題になりました。これについては、ほぼ同じものと捉えている方もいらっしゃいました。

「最近の若い方々は社会課題の解決に関心を持っている方が多い」という話には興味を持った方が多かったです。中には、学生と社会人をZoomでつないで、SDGsについてのディスカッションをしているという方もいらっしゃいました。社会人側がペットボトルで水を飲んだりすると、学生から激しくツッコミを受ける…という話は大変興味深かったです。最近の若い方々の危機意識を象徴する逸話でした。

マーケティングの側面からも議題を提起した方がいらっしゃいました。現在のSDGsは企業側が「ものを売るための算段」と捉えているという側面があるという意見です。このあたりは、企業側だけではなく、消費者側の意識改革が必要だろう…という話になりました。また、金融出身の方がいてくださったおかげで、投資原則やESG投資に関する話題も大いに盛り上がりました。

普段からできるSDGs的活動としては、生産者の顔を見ながら電力を買うことができるという話に関心が集まりました。また、食材を購入する際、あえて、消費期限が近いものから購入する…という体験談にも多くの方が共感していました。

SDGsについて考えるときには、世の中全体の動きを掴むことも大切ですが、同時に、自分自身が何をすべきかを考えることも重要だと痛感した2時間でした。

(レポート:竹永 亮  中小機構人材支援アドバイザー/ワイガヤサロン@TIP*Sファシリテーター)

~「ワイガヤサロン@TIP*S」とは~
各回ビジネスに関連するテーマを設定し、6名~8名程度で気軽にワイワイガヤガヤ語り合いながら情報交換を行う招待制会合です! 誰かが講義するわけでもなく、予め設定されていた結論や正解があるわけでもありません。あるときは世の中や社会について論じ、またあるときはビジネスの理論や技法について話し合います。 議論は苦手だけど、雑談なら楽しみたいな…という方に最適です。ファシリテーターも、その役割を忘れ、雑談に没頭してしまうことしばし…というちょっと不思議な「場」。 正解がない雑談だからこそ気づく、実際の行動につながる新たな視点を得られる2時間です。

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