【レポート】open talking スナック~今回のテーマは「変化」~

開催レポート
今回はopen talking スナック初のオンライン開催回、テーマは「変化」の開催レポートをお届けします。
レポート詳細
新型コロナウィルスの影響で、世の中に大きな「変化」がありました。その中でも経済活動の停滞などネガティブな面の「変化」が注目されがちですが、その反面、衛生意識が向上し、インフルエンザに感染する人が大幅に減少したり、テレワークが普及したり、などポジティブな面での「変化」もあったのではないでしょうか。また、個人の価値観においても大きな「変化」があったと思います。
今回は、そんな様々な「変化」をテーマとしてTIP*Sが定期的に行っているopen talkingスナックをオンラインで行い、参加者同士で自由に対話していく場を設けました。
最初は、チェックインとして今の気持ちや参加した理由などを3人グループで共有することを行いました。
みなさんの参加した理由としては、以下のようなものがありました。
・人と話す機会が減ったため、こういう機会で話したかった。
・変化について、他の人の考え方を聞いてみたい。
・仕事の仕方がどのように変わったのか聞いてみたい。
次に、参加者のみなさんから、今回のテーマに関連して話したいお題を出してもらい、小さな分科会を作っていくということをしました。
出た話題は様々で、「コロナ禍による気持ちの変化」、「コロナ禍におけるストレス」といったものから、「お金の使い方の変化」や「自室や部屋の家具の配置や片付けにおける変化」といったユニークな話題もありました。
オンラインではありますが、みなさんまさに同じ場にいるかのように和気藹々と対話をされており、その中で驚きがあったり、今後の行動の参考にする話があったりなど、非常に良い場が作られていたように思います。
最後にチェックアウトとして、みなさんから参加した感想を話してもらいました。
・まだ変化の途中なのだと感じた。すごく前向きな意味で刺激を貰えた。
・もう戻れないものがいろいろあるけど、良い変化にフォーカスして進んでいきたい。
・物事を俯瞰してみると面白いことが発見できることが分かって楽しかった。
・対話の場がどう形成されているかを肌で感じながら学ぶ時間がとても心地よかった。
今回の参加者の方々は、コロナ禍による変化を非常にポジティブな姿勢で捉えられている方が多く、私も場に入って一緒に語る中で、自分の価値観を広げるいい機会になったと感じました。内容は違えども、「変化」そのものは全ての人に求められています。その「変化」に対してどのように捉え、どう向き合っていくかが重要だと感じた時間でした。
(文:清水 幸也 TIP*Sスタッフ)
山梨県山梨市出身
大学生時代から小学生、障がい児向けのワークショップの企画やファシリテーションを年間50回以上行う。大学院修了後、人財育成のコンサルタントとして、大手外資系企業、日系企業を中心に、幅広い企業の人財育成の提案、設計に携わる。退社後、今までの経験を生かして、子ども向けから大人向けのワークショップ、対話の場づくりを活用した、問題・課題解決のアプローチを行う。2016年NPO法人bond place設立、代表理事を就任。年間180回のワークショップ、ファシリテーションを実施。
山梨県と東京の二拠点をベースに、二地域のワークスタイルを実践中。