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レポート SDGs,ワイガヤサロン

【レポート】第121回 ワイガヤサロン@TIP*S「コロナ時代のSDGs〜今こそ語る『持続可能』の本当の意味〜」

開催レポート

2020.9.7 (月) 19:00-21:00
 

第121回のワイガヤサロンは前回大人気だったテーマの「コロナ時代のSDGs〜今こそ語る『持続可能』の本当の意味〜」をふたたびオンラインで開催!テーマにざっくばらんに話しました。

レポート詳細

今回は、「コロナ時代のSDGs~今こそ語る『持続可能』の本当の意味~」というテーマでサロンを開催しました。

前回に引き続き、同一テーマで、メンバーを替えて、話し合ってみました。
今回は、20代から60代までさまざまな年齢の方が参加、また、SDGsに対してまだあまり興味を持っていない、あるいは、学んだり実践したりしたことがないという方から、インストラクターの資格を持ち、イベントやワークショップでお話をされている方、社会課題の解決を決意し、転職・独立された方まで集まっていただき、非常に、多面的かつ活発な質疑応答が行われました。

冒頭、SDGsの枠組みについて確認し、17個の目標、169のターゲットは、そのまま並列に総花的に捉えるのではなく、バースデー・ケーキ・モデルに基づき、4段階で階層的に捉え、また、「どこから手を付けていいかわからない」という声に対しては、SDGsCompassという考え方の指針があることを確認しました。自社のバリューチェーンを描き、そこに17の目標・169のターゲットを紐付けていくという方法です。

今回は、「どうしたら多くの人を巻き込むことができるのか」をテーマに大学院で研究している方も参加してくださりました。まずは身近なテーマから自分でやってみること(水や食品の消費の仕方、電力やエネルギーの選び方等)から入るのが王道だという話になりました。
企業の場合、「同業他社でSDGsに積極的に取り組んでいる会社を調べ、彼らの取り組みを時系列を追って調べてみる」と、経営者は青ざめ、「うちの会社はこんなに遅れていていいのか」ということになる…それゆえ、ようやく重い腰をあげることができるのではないかというお話も興味深かったです。

「誰もが取り組むものだと思っていたのに、まだ関心を持っていない方がいて驚いた」「期限である2030年まであと9.5年。こんな状態で日本は大丈夫なのか」といった声も飛び出しました。
「関心を持っていない方の多くは弱者になった経験がないのではないか」という意見も印象的でした。

SDGsに関心の高い欧州の国々と関心の低い我が日本との思考の枠組みの違いについても議論になりました。SDGsの思考に至るには、「心の余裕」あるいはズバリ「お金」そのものも必要なのではないかという意見が飛び出しました。

語り尽くせぬ内容であり、結局、予定していた2時間を20分以上超過してしまいましたが、参加者皆さんがお互いに刺激を受けることができ、とてもよい回になったと思います。

(レポート:竹永 亮  中小機構人材支援アドバイザー/ワイガヤサロン@TIP*Sファシリテーター)

~「ワイガヤサロン@TIP*S」とは~
各回ビジネスに関連するテーマを設定し、6名~8名程度で気軽にワイワイガヤガヤ語り合いながら情報交換を行う招待制会合です! 誰かが講義するわけでもなく、予め設定されていた結論や正解があるわけでもありません。あるときは世の中や社会について論じ、またあるときはビジネスの理論や技法について話し合います。 議論は苦手だけど、雑談なら楽しみたいな…という方に最適です。ファシリテーターも、その役割を忘れ、雑談に没頭してしまうことしばし…というちょっと不思議な「場」。 正解がない雑談だからこそ気づく、実際の行動につながる新たな視点を得られる2時間です。

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