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【レポート】第128回TIP*Sワイガヤサロン「幸せになるための方法について考える会 〜幸福論から幸福学へ〜part2」

2021.06.14(月)

19:00-21:00
 

レポート詳細

今回も前回に引き続き、幸福学をテーマに雑談を繰り広げました。

今回は、初対面同士の方が多く、お互いに非常に新鮮な議論ができたと思います。

 

前野先生の講義を直に聞いたことのある方が数人いらっしゃったこともあり、まずは幸せの4因子の話からスタートいたしました。各々関心のある因子に違いがありましたが、総じて、「ありがとう因子」に対しては関心を寄せる方が多かったようです。

利己より利他を重視する方は幸福感を感じていることが多い…という前野先生の研究結果には、多くの方が共感されていました。利他と関係のある「つながり」についても重視されている方が多かったです。確かに、TIPSに参加される方は「つながり」を重視されている方が多いと思います。

また、幸福は努力をして得るものなのか、自然と手に入るものなのか…という議論も興味深いものでした。異なる意見がいろいろ飛び出しました。目標に向かって頑張ることに幸福感を感じる方もいらっしゃれば、その逆の感じ方をする方もいらっしゃいました。

「ゴキゲン」という素敵なキーワードも飛び出しました。「ゴキゲンに生き、ゴキゲンに死んでいくのが一番幸せである」という生き方(哲学)には、他の参加者から自然、拍手が沸き起こりました。

 

後半、幸せについて考えているという状態は幸せなのか、不幸なのか?…というテーマでも、大いに盛り上がりました。幸せについて考えているということはまだ幸せではない…という意見もありましたし、逆に、幸せについて考えている瞬間自体がすでに幸せであるという見方もシェアされました。

終盤には、4つのワークというフレームワークをシェアしていただきました。

1.ライスワーク

2.ビジネスワーク

3.ライフワーク

4.ソウルワーク

この中でも、4番目のソウルワーク(心の底からやりたいことができる状態)を見つけられるかは、人生においてとても大切であるという理論には、皆さん、頷いていらっしゃいました。

 

本当に奥が深いテーマであり、一回や二回では語り尽くせないという感想もいただきました。世の中には、「多用な幸福」があるということを確認できた2時間でした。