
今回は、栃木県小山市の中心部から車で10分、関東平野に広がる田んぼのど真ん中にポツンと一軒の民泊施設「まなかのいえ」をご夫婦で開業されている村山大樹さんがゲストにお招きしました。
村山さんは地域おこし協力隊として小山市に赴任し、関わる農家さんから活用されていない空き家について相談を受けるようになりました。そして、ついに地域おこし協力隊期間中に自ら空き家を活用した民泊事業を行うべく動き出しました。
「空き家は、地域の重要な資源の一つ」とおっしゃる村山さんから、観光地ではない地方都市での新しい民泊事業の可能性についてお話を伺いました。
今回、印象的だったのは村山さんが「小山市は一次産業がうまくいっている農家さんが多いため、農泊はあまり向いていないのでは?」と感じたというお話でした。その地域に入り、そこで暮らす人たちに直接接しているからこそ気づける違和感だったように思います。地域の皆さんの暮らしをよく見て、他人事ではなく自分ごとで想像したり考えてみる村山さんの姿勢が地域の人たちとの信頼関係に繋がっていると感じました。
~ぞのさんのつぶやき~
今回は地域との関わり方シリーズのグラレコをさせていただきました。ゲストは合同会社ダイバーステイの村山さん。理系の学校から大企業へ入社と、当初は地域で起業するなどとは考えもしなかったそうですが、地域協力隊での成功体験と挫折から空き家を活用した民泊の仕事に関わられたとのこと。地域に受け入れられるコツとして地域との信頼関係、有力者と仲良くすること、地域の人にも関わってもらうということを話されていました。
参加者から頂いた感想___________________
・大学生が小旅行する感覚で利用する、というのは新鮮でした。
・地域おこし・自分のやるテーマに対して、ビジネスの視点を取り入れるという視点がととえも参考になりました。